ペンキ
Plausiblepenki
paint
katakana
由来
- 元言語
- オランダ語 (nl)
- 元の形
- pek / pekverf (hypothesis)
- 借用ルート
- オランダ語 → 近代日本語説
- 意味の変化
- 塗料・防水材系の語 → 塗料一般
- 最古文献
- 1880
解説
ペンキが英語のpaintを言い損ねたように見えるなら、意外です。まさにその早合点こそ、学習者が気をつけたい近道です。 ペンキは、壁、木材、金属、看板、フェンスなどに塗る実用的な塗料を指します。
日本語には、英語paintから来たとわかりやすいペイントもあります。しかしペンキは、缶の中のどろっとした材料、塗りたての壁のにおいまで感じさせる、より生活感のある語です。 由来はパンやボタンほどすっきりしていません。
多くの説明は、ペンキを塗料や塗装に関わるオランダ語系の語彙と結びつけ、古いヨーロッパ接触の層に置きます。ただし、元の形や経路はpãoからパン、glasからガラスのように一直線には覚えにくいです。 そこが面白いところです。
言葉の歴史は、交易、発音、辞書、職人の現場、日常会話を通って、ときに少し濁ります。ペンキは現代英語の単純な借用ではなさそうですが、細部には慎重さが必要です。 ホームセンターの缶に書かれたペンキ。
きれいに説明しきれないところまで含めて、日本語の外来語らしさがにじんでいます。