カステラ
Confidentkasutera
castella sponge cake
katakana
由来
- 元言語
- ポルトガル語 (pt)
- 元の形
- pao de Castela / Castella
- 借用ルート
- ポルトガル語 → 近世日本語
- 意味の変化
- カスティーリャのパン → 日本式スポンジ菓子
- 最古文献
- 1600
解説
元の形はポルトガル語 pão de Castella(カスティーリャのパン)。小学館の日本国語大辞典がこの形を借用元とし、Castela は古いカスティーリャ王国の現代ポルトガル語表記です。同辞書はポルトガル人が天正年間(1573-1592年)に長崎へ製法をもたらしたとし、1625年の『太閤記』に「かすていら」が南蛮菓子の一覧の中に載るとします。
日本大百科全書は1556年の平戸の伝承にも触れます。 語が属するのは、室町末期から安土桃山期の貿易世界で、砂糖、卵、ヨーロッパの製パン技術が西日本に入った時代です。長いポルトガル語のフレーズ pão de Castella は、日本語の口でカスティイラ、そしてカステラへと縮められました。
同じ印刷リストにはボーロ、カルメル(またはカルメラ)、アルヘイ糖、コンペイトウといった他の南蛮菓子が並びます。日本語側の意味は「カスティーリャのパン・菓子」から、長崎、京都、大阪で売られた地元の海綿状の菓子へと移りました。 現代のカステラは、小麦粉、卵、砂糖、しばしば水飴で作られる長方形のスポンジ菓子で、長崎が代表的な産地として知られます。
ポルトガル語 pão de Castela とは別物で、英語の castella もカスティーリャのパンではなく、日本のお菓子を指す借用語として使われます。「長崎でカステラを買った」は、お土産話の典型例です。