カンフー
Plausiblekanfu
kung fu
katakana
由来
- 元言語
- 中国語 (zh)
- 元の形
- gongfu / 功夫
- 借用ルート
- 中国語 → 英語 kung fu などを介して日本語へ入った可能性
- 意味の変化
- 修練・技量 → 中国武術イメージ
- 最古文献
- 1970
解説
カンフーが映画ポスターからそのまま飛び出した言葉に見えるなら、意外にもそのポップカルチャー経由こそ物語の一部です。日本語のカンフーは、映画、ゲーム、漫画、アクション語彙を通して思い浮かべる中国武術を指すことが多いです。しかし元の中国語 功夫 (gōngfu) は、蹴り技だけではなく、時間をかけて身につけた技量、努力、熟達も表します。
この広さが肝です。中国語では書道、料理、お茶、職人技にも gōngfu があります。一方、世界の英語 “kung fu” は映画の影響で武術へ狭まり、日本語のカンフーもその国際的な映画時代の意味を強く映しています。
小さな歴史場面を挟むと、Bruce Lee の 燃えよドラゴン、Enter the Dragon は日本で 1973年12月22日 に公開され、カンフーアクションを大衆のイメージにしました。あの衝撃のあとなら、カンフーがまず武術を指すのも自然です。 カンフー映画、カンフーアクション、カンフーの達人はそのまま訳せます。
ただ、元の語が本来は時間、努力、到達した力の言葉だったことは覚えておきたいところです。中国で鍛えられ、世界の映画で筋肉をつけ、日本語に入った言葉なのです。