ブーケ
Confidentbuke
bouquet
katakana
由来
- 元言語
- フランス語 (fr)
- 元の形
- bouquet
- 借用ルート
- フランス語 → 日本語
- 意味の変化
- 花束 → 結婚式・贈答用の花束
- 最古文献
- 1920
解説
1914年、精選版日本国語大辞典は『外来語辞典』を引き、ブーケに「小束の花」の意味を記録します。借用元はフランス語 bouquet。CNRTL は15世紀に「花の集まり」の用例を、Larousse はワインの香り、樹木の群れの意味も併載します。
デジタル大辞泉も日本語で香水とワインの意味を併記します。料理用語の bouquet garni はフランス語独自の表現として残ります。 語は近代の花、ファッション、結婚式、贈り物の語彙として日本語に入りました。
フランス語が権威を持っていた領域で、コサージュ、ブートニア、パルファン、ワインといった近接語と並びました。日常の日本語では、儀式や贈り物のための花のアレンジに意味が絞られ、香水とワインの意味は専門領域に残りました。ブライダル雑誌、ホテルチャペル、花屋のカタログ、レンタルショップが、戦後のウェディング産業の中でこの結婚式用のニュアンスを強化しました。
現代のブーケは、新婦が持つ花束、贈り物として渡される花束、花屋がアレンジする花の作品を指します。英語の bouquet にもワインの香りの意味があり、フランス語 bouquet は樹木、花火、ハーブ、テレビチャンネルのパッケージといった意味も持ちます。日本語話者はふつう「花束」を素朴な束に、「ブーケ」をデザインされたアレンジに使い分けます。
「花嫁のブーケ」は結婚式の典型表現です。