シルエット
Confidentshiruetto
silhouette
katakana
由来
- 元言語
- フランス語 (fr)
- 元の形
- silhouette
- 借用ルート
- フランス語 → 美術・服飾語として日本語へ
- 意味の変化
- 影絵・輪郭 → 服や物の輪郭
- 最古文献
- 1900
解説
シルエットは単なる影の言葉だと思っていたなら意外です。始まりは、美しい詩ではなく、人気のなかったフランスの財政担当者への皮肉でした。日本語のシルエットは、輪郭、影絵、逆光の姿、服のラインを表すフランス語 silhouette から来ています。
その名は、1759年に Louis XV の財務総監だった Étienne de Silhouette に結びつきます。七年戦争でフランス財政が厳しくなる中、彼は倹約や締めつけの象徴としてからかわれました。同じ頃、黒く塗った横顔や紙で切った影絵は、肖像画より安い流行品でした。
その安上がりな影絵に、彼の名が貼りついたのです。 日本語は政治的な苦味ではなく、視覚の意味を借りました。服のシルエット、夕日の中の人影、街の輪郭。
今では自然な美の語です。けれどその背後には、予算危機と笑われた人名が残っています。優雅なカタカナにも、人間くさい影があります。