モットー
Plausiblemotto
motto; personal slogan
katakana
由来
- 元言語
- イタリア語 (it)
- 元の形
- motto
- 借用ルート
- イタリア語 motto → 欧州語経由で近代日本語へ
- 意味の変化
- 標語・銘句 → 個人や組織の信条
- 最古文献
- 1900
解説
カタカナのモットーと、副詞のもっと。音は似ていますが、起源は別系統です。元の形はイタリア語 motto で、Merriam-Webster は英語 motto がイタリア語 motto、後期ラテン語 muttum、ラテン語 muttire(つぶやく)に由来すると説明します。
Treccani はイタリア語 motto を「短い格言、警句、紋章の銘、語句」と定義します。英語では15世紀以来、紋章、印章、硬貨、後には個人の信条にまでこの語を使ってきました。 日本語にはモットーが主に英語経由、明治期に入りました。
コトバンクの精選版日本国語大辞典は1908年、島村抱月『文芸上の自然主義』を例として引きます。スローガン、標語、キャッチフレーズ、ポリシーといった、近代の公的言語の語群と一緒に動きました。意味は「紋章の銘」から、個人や組織の行動指針へとシフトしました。
現代日本語のモットーは、就職面接、学校紹介、企業ウェブサイト、自己紹介に頻出します。デジタル大辞泉は「日常の行為の目標や方針」と定義します。英語の motto は今でも州のモットー(In God We Trust)や紋章の銘を指すことがあります。
日本語ではむしろ個人的な姿勢や仕事の流儀に近く、「座右の銘」と意味が重なりつつ、もう少しカジュアルです。「私のモットーは早く返事をすることだ」は典型的な自己紹介の言い回しです。
参考文献
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