アンケート
Confidentanketo
survey; questionnaire
katakana
由来
- 元言語
- フランス語 (fr)
- 元の形
- enquête
- 借用ルート
- フランス語 → 近代日本語
- 意味の変化
- 調査・捜査 → 質問紙調査
- 最古文献
- 1900
解説
1951-52年が、精選版日本国語大辞典のアンケート初出例で、『伊藤整氏の生活と意見』が引かれます。借用元はフランス語 enquête(ê 付き)。Larousse は後期ラテン語 *inquaesita に連ね、動詞 inquirere(探究する)に関連づけます。
フランス語 enquête は調査、捜査、公的な調査、ジャーナリスティックな取材報告、世論調査までをカバーします。 入り口は近代日本の世論調査・研究語彙、特に1945年以降、新聞、出版、大学、企業が「決まった質問」で多くの人から答えを集める方法として使った時代です。日本大百科全書はアンケートを「すでに情報を持つ人に答えを書いてもらう間接的調査」とし、直接観察を伴う一般的な統計調査と区別します。
世論調査、調査票、回答者、集計といった行政・メディア言語の中に位置づきました。 現代日本語のアンケートは、調査行為そのもの、紙の質問票、店舗やアプリのウェブフォームなど、いずれの意味でも使えます。レシート、ウェブサイト、イベントページに頻出します。
英語の questionnaire は質問のリスト、survey は調査プロセス全体を指し、フランス語の enquête はもっと広く、警察や行政の調査を含みます。日本語は消費者フィードバックや世論調査の方向に意味を絞っています。「アンケートに答える」は日常の典型表現です。