カムサ
Plausiblekamusa
thanks
katakana
由来
- 元言語
- 韓国語 (ko)
- 元の形
- 감사 / gamsa
- 借用ルート
- 韓国語の感謝表現 → 日本語の旅行会話・俗語へ
- 意味の変化
- 感謝という名詞・漢字語 → くだけた「ありがとう」風の挨拶
- 最古文献
- 2000
解説
元の形は朝鮮語の감사(gamsa)、漢字で書けば「感謝」、日本語と同じ字面の漢字語です。韓国の辞書は감사を「謝意、感謝」と定義し、動詞형の감사하다は「感謝する」を意味します。丁寧形は감사합니다(gamsahamnida)で、これが本来の挨拶です。
日本語のカムサはこの語尾を切り落とした短縮形にあたります。 日本語のカムサは韓国語の文をそのまま借りたわけではなく、観光フレーズ集、ファン文化、ポップカルチャーの中で短くされた日本側の形です。NHK BS の2003年『冬のソナタ』放送など、2000年代の韓流の流れの中でカタカナの韓国語が増え、カムサ、カムサハムニダ、サランヘヨ、アンニョンといった単語が一緒に広がりました。
「カムサ」は丁寧表現の語尾を取り去った気軽さが特徴です。 現代日本語のカムサはくだけて、ときに遊び心のある語です。本場の韓国語では場面ごとに감사합니다、감사해요、고마워요を使い分けるため、감사という名詞単独で英語の thanks のように使うことは普通ではなく、감사의 말씀(感謝の言葉)、감사드립니다(感謝申し上げます)のように長い形に組み込まれます。
「カムサです」と日本語で言うのは、原語の文法より相手との距離感を強調した使い方です。