トナカイ
Plausibletonakai
reindeer
katakana
由来
- 元言語
- ain (言語コード)
- 元の形
- tunakkay / tonakkay (hypothesis)
- 借用ルート
- アイヌ語 → 日本語説
- 意味の変化
- 北方の動物名 → reindeer
- 最古文献
- 1800
解説
1811年、小学館の精選版日本国語大辞典は司馬江漢『春波楼筆記』を引き、樺太に関する注で「トナカヒ」を記録します。デジタル大辞泉はこの語をアイヌ語由来と説明します。提案されているアイヌ形には tunakkay、tunakay があり、語源注の中には北方のニヴフ語(ギリヤーク)との関連を示唆するものもあります。
入り口は江戸期の蝦夷・樺太の知識で、北方の動物と交易語が日本語の記述に入った時期と重なります。漢字表記「馴鹿」は中国語式の書記形で、「じゅんろく」とも読まれます。デジタル大辞泉は体高1〜1.4mとし、両性ともに角があると注記します。
北ヨーロッパでは長く、トナカイがそり、乳、肉、皮として使われてきました。現代の動物学では Rangifer tarandus 種です。 現代日本語のトナカイは、科学、動物園、絵本、クリスマス商品でこの種をカバーします。
英語の reindeer はユーラシアの家畜化された個体群を、caribou は北米の野生個体群を指すことが多いですが、日本語はふつう、専門的にカリブーが必要な場面以外、両方をトナカイで表します。「サンタのトナカイ」は子供向けの典型表現で、辞書の動物園の表示と同じ語が使われています。