アコーディオン
Plausibleakodion
accordion
katakana
由来
- 元言語
- it_de (言語コード)
- 元の形
- Akkordeon / accordion
- 借用ルート
- ドイツ語系楽器名・西洋音楽語 → 英語などを介して日本語へ入った可能性
- 意味の変化
- 和音を出す蛇腹楽器名 → 日本語のアコーディオン一般
- 最古文献
- 1900
解説
1829年、Duden はドイツ語 Akkordeon を、ウィーンでオーストリアの楽器製作者シリル・デミアンが特許を取った Accordion に由来する語と説明します。名前の核はベローズではなく Akkord(和音)で、Akkord 自体はフランス語 accord 経由、音楽の「音高の合致」の意味を背景に持ちます。英語 accordion は同じ19世紀ヨーロッパの楽器名の流れで、デジタル大辞泉は日本語アコーディオンを英語 accordion からとして記録します。
日本ではこの語が明治期の翻訳文に早く現れます。小学館は森田思軒の1896年の翻訳『十五少年』に「小風琴(アッコーヂオン)」と注記される例を引きます。明治・大正には西洋音楽の語彙が学校、軍楽隊、大衆芸能を通じて入り、平凡社は明治20年(1887年)前後に普及したとします。
アコーディオンはハーモニカ、オルガン、バンドネオン、手風琴と並び、意味は「ベローズと鍵盤またはボタンを持つ携帯型のフリーリード楽器」で固まりました。 現代日本語のアコーディオンは英語 accordion とおおむね一致しますが、日本では民謡、学校行事、ストリート、ポピュラー音楽の文脈で語られることが多く、コンサート楽器のイメージは英語よりやや薄めです。日本語ではベローズ式の他の楽器、たとえばバンドネオンやコンサーティーナはそれぞれ別名を持ちます。
「アコーディオンを弾く」と言えば、それは特定の楽器を演奏する行為を指します。