ナトリウム
Confidentnatoriumu
sodium
katakana
由来
- 元言語
- ドイツ語 (de)
- 元の形
- Natrium
- 借用ルート
- ドイツ語化学名 → 近代化学語として日本語へ
- 意味の変化
- 元素名 sodium → 日本語の元素名ナトリウム
- 最古文献
- 1870
解説
ナトリウムの経由地はドイツ語です。1807年、ハンフリー・デービーが苛性ソーダから単離した元素は、ドイツ語 Natrium という名前を持ち、元素記号 Na がそれを表します。Duden は Natrium を中性名詞として登録し、Natron と関連づけます。
PubChem は Na がラテン語 natrium、すなわちナトロンに由来すると説明します。日本語のナトリウムはドイツ語の形を写したもので、英語 sodium ではありません。 明治の化学では、ドイツ語式の元素名が学校・医学の語彙として並びました。
カリウム、マグネシウム、アルミニウム、それぞれドイツ語形を母体としています。デジタル大辞泉はナトリウムをドイツ語 Natrium として登録し、英語 sodium を併記します。意味はほとんど変わらず、元素名のまま、塩化ナトリウム(NaCl)、炭酸ナトリウム(Na2CO3)といった化合物名にも入りました。
現代日本語のナトリウムは化学の授業、医療、食品ラベルに登場し、栄養成分表では「食塩相当量」と一緒に並びます。元素の原子番号11は両言語で同じです。最大の違いは基本名で、英語は sodium、日本語はナトリウム、辞書には副次形「ソジウム」も登録されることがあります。
「食品表示にナトリウム400mg」と書いてあれば、それは塩分量の指標です。
参考文献
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