クーラー
Confidentkura
air conditioner
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- cooler
- 借用ルート
- 英語 cooler → 日本語で冷房機器を指す語へ
- 意味の変化
- 冷やすもの一般 → air conditioner
- 最古文献
- 1960
解説
1959年、精選版日本国語大辞典は獅子文六『バナナ』を引き、冷房装置の設置の意味でクーラーを記録します。借用元は英語 cooler、cool + -er の派生形ですが、英語辞書は「冷却容器、冷蔵庫、氷入りの飲み物」と幅広く定義します。デジタル大辞泉は「冷房・空調装置」と「持ち運び式の保冷ボックス」の両方を併記します。
日本語側では一語が二つの製品語を支えます。 戦後の家電と自動車が、この語を冷却機械の領域で実用化しました。クーラーは室内冷房と車の冷房に意味が絞られ、冷房、カークーラー、後にエアコンと並びました。
新しいエアコン(air conditioner 由来)は冷暖房両方をカバーできるのに対し、クーラーは主に冷房機能を指します。家庭・オフィスでヒートポンプ機が普及するにつれ、この使い分けが実用的になりました。 現代日本語では今でも夏に「クーラーをつける」と言い、家庭、店、タクシー、年配の話し方でよく聞こえます。
Merriam-Webster は air conditioner を1908年から登録します。英語 cooler はふつう「飲食物用の保冷ボックス」を指し、機械は air conditioner です。クーラーボックスは日本語の方の借用語で、同じ語が二つの家庭用語を作っています。
「暑いのでクーラーをつけた」は夏の典型表現です。