マンション
Confidentmanshon
apartment; condominium
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- mansion
- 借用ルート
- 英語 → 日本語不動産語として意味変化
- 意味の変化
- 豪邸 → 集合住宅・分譲マンション
- 最古文献
- 1960
解説
1924年、精選版日本国語大辞典の初出例は荒畑寒村『露西亜に入る』で、外国の街の場面で使われています。借用元は英語 mansion(大邸宅)で、語源辞典はラテン語 manere(とどまる)にも連ねます。デジタル大辞泉は元の意味として「大邸宅」を最初に挙げ、その後で日本語の住宅としての意味を記録します。
英語の意味から、日本語の住宅市場の用語へと舵が切られた語です。 日本の住宅における大きな転換は戦後でした。事典類は1950年代半ばに東京で最初の供給、1960年ごろの一般化、1964年東京オリンピック前後の最初のブームを記録します。
不動産会社はマンションをアパート、公団住宅、コーポラスといった他の集合住宅語と区別するために使い、鉄筋コンクリート、複数階、しばしば分譲のニュアンスを与えました。1962年の区分所有法も分譲制度の枠組みを後押ししましたが、広告は依然として慣習に従うものが多くあります。 現代日本語のマンションは、鉄筋コンクリート造、エレベーター付き、私的所有の住戸を持つ集合住宅やコンドミニアムを指します。
英語の mansion はいまも一世帯の超大型住宅で、普通のフラットではありません。文脈に応じて apartment、condominium、apartment building が安全な英訳です。賃貸広告のワンルームマンションは小さなスタジオアパートで、豪邸ではありません。
「駅近くのマンションに住んでいる」は日常の自己紹介で、英訳は apartment が無難です。