ベビーカー
Confidentbebika
stroller; baby carriage
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- baby + car
- 借用ルート
- 英語要素 → 日本語内造語
- 意味の変化
- baby car → stroller / pram
- 最古文献
- 1960
解説
小学館の1988年『国語大辞典』と三省堂の2006年『大辞林』は、ベビーカーを「英語 baby + car で作った和製英語」と記録します。古い和語は乳母車(ばあやの車)。日本語の合成は、英語の標準語 baby carriage から来たわけではありません。
ただし Merriam-Webster は baby carriage を1825年から登録しており、現代の意味は重なります。 戦後の育児・小売・都市交通の中で、ベビーカーは「大人が押す小さな車輪付きの乗り物」の標準的な商品名になりました。バギー、乳母車と並び、メーカーの商品ラベルは A 型ベビーカー、B 型ベビーカーのように年齢やリクライニングで区別します。
英語 baby car はこの育児用品のふつうの呼び名ではなく、日本語の借用合成では「車」が「車輪付きの乗り物」一般を意味する例として出来上がっています。 現代のベビーカーは、駅、ショッピングモール、公園、子育てガイドで日常的に登場します。アメリカ英語ではふつう stroller、イギリス英語では子どもの形と年齢に応じて pushchair または pram を使います。
Cambridge は pushchair をイギリス英語、stroller をアメリカ英語と注記します。米英語にも baby carriage は残りますが、baby car と言うと「子ども用の小さな車のおもちゃ」を連想されかねません。「電車ではベビーカーをたたんだ」は日本の都会の風景です。