エネルギー
Confidentenerugi
energy
katakana
由来
- 元言語
- ドイツ語 (de)
- 元の形
- Energie
- 借用ルート
- ドイツ語学術語 → 近代日本語
- 意味の変化
- 物理学のエネルギー → 体力・活力の比喩にも拡張
- 最古文献
- 1880
解説
エネルギーが英語 energy に母音を足しただけに見えるなら、意外にも音は German Energie にかなり近いです。意味はすぐ分かりますが、発音は「現代英語をそのまま写した」のではないことを教えてくれます。 この経路は、近代日本が科学、哲学、医学の専門語を多くドイツ語から吸収していた時代に合います。
ドイツ語 Energie も、さらに欧州の学術語を通って、活動や働きを表すギリシャ語 energeia にさかのぼります。日本語に入ったときには、物理、燃料、努力、生命力まで語れるまじめな科学語でした。 現代日本語には、エナジードリンクなどで見る英語寄りのエナジーもあります。
それでも授業、政策、栄養、日常会話の標準はエネルギーです。再生可能エネルギー、エネルギー不足、エネルギーがない。文によって技術的にも、人間くさくも響きます。
見慣れた一語でも、ギリシャの考えがドイツ科学を通って日本語に着地した跡が残っているのです。