サラリーマン
Confidentsarariman
salaried office worker
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- salary + man
- 借用ルート
- 英語要素 → 日本語内造語 (和製英語)
- 意味の変化
- salaryをもらう人 → 会社勤めの男性会社員像
- 最古文献
- 1920
解説
1924-25年、精選版日本国語大辞典の初出例は谷崎潤一郎『痴人の愛』で、「サラリー・マン」と書かれた形で登場します。形は英語 salary + man を日本語の中で組み合わせたもの。語源注は英語 salaried man と比較します。
語末の man が日本語の語に男性のデフォルトを与えました。英語 salary 自体はアングロ・フレンチとラテン語 salarium(給与)に連なります。 大正・昭和初期の日本では、サラリーマンが「会社や組織から定期的に給料をもらう人」を指し、月給取り、給与生活者と近い役割を持ちました。
大正の都会のオフィス、銀行、鉄道会社、新聞社、官庁がこの社会タイプを生みました。1945年以降の高度成長期には、男性のホワイトカラー会社員と強く結びつきました。関連語には OL、脱サラ、会社員、ビジネスマン、サラリーマン川柳があります。
現代日本語のサラリーマンは、今もオフィスワーカー、しばしば男性、を指せます。会社員や会社勤めの方が中立的です。英語の salaryman は存在しますが、Merriam-Webster は1962年の用例から記録し「日本のホワイトカラー・ビジネスマン」と定義します。
すなわち、英語の普通名詞ではなく日本特有の語として扱われます。一般的な英訳には office worker、employee の方が安全です。「父はサラリーマンです」が典型表現です。