ティラミス
Confidenttiramisu
tiramisu
katakana
由来
- 元言語
- イタリア語 (it)
- 元の形
- tiramisù
- 借用ルート
- イタリア語菓子名 → 1990年前後の日本のデザートブームで定着
- 意味の変化
- コーヒー風味のデザート名 → 流行スイーツの代表語
- 最古文献
- 1990
解説
ティラミスの語の中には、命令文が一つ隠れています。元の形はイタリア語 tiramisù で、Treccani はトレヴィーゾ起源のスプーンデザートと定義します。サヴォイアルディ、コーヒー、マスカルポーネクリーム、卵、砂糖、ココアで作られると説明されます。
語は tira mi sù(直訳すると「私を上に引き上げて」)に分解できます。Merriam-Webster は英語 tiramisu を1982年から記録します。Britannica は起源についてヴェネトとフリウリ-ヴェネツィア・ジュリアの説を並べます。
日本では1990年ごろに、ティラミスが大衆的なデザート語として一気に広がりました。当時、イタリアン・レストラン、雑誌、カフェ、コンビニ、菓子メーカーが新しいデザートとして売り出し、いわゆる「ティラミスブーム」が記録されています。マスカルポーネ、エスプレッソ、カプチーノ、パンナコッタ、イタリアンデザートといった語が一緒に動きました。
意味は「特定のイタリアのデザート名」から「1990年代のデザートブームを象徴する商品ラベル」へと広がっていきました。 現代日本語のティラミスは、本来のレイヤー構造のデザートはもちろん、ティラミスアイス、ティラミスラテ、冷蔵カップデザートなど、フレーバー扱いの商品にも広く使われます。イタリア語の tiramisù はアクセント記号と動詞句構造を保ちますが、日本語はアクセント記号を落とし、一語のカタカナ名詞として扱います。
「ティラミス味」はフレーバー名で、必ずしもケーキの形を意味しません。