マイカー
Confidentmaika
one's own car; private car
katakana
由来
- 元言語
- en_jp (言語コード)
- 元の形
- my + car
- 借用ルート
- 英語要素 → 日本語内造語・モータリゼーション期の生活語へ
- 意味の変化
- my car → 自家用車・個人所有車
- 最古文献
- 1960
解説
マイカーには作り手と発売年がはっきり残っています。1956年は、コトバンクの精選版日本国語大辞典が記録する起点で、愛知トヨタの濱口治朗が乗用車販売のスローガンとして考案したと説明されます。形は英語 my + car ですが、日本語の中で「自家用車」を意味する一般名詞として独立しました。
同じ辞書は1961年の星野芳郎『マイ・カー』を「マイ・カー時代」の表現として引きます。 日本の1960年代のモータリゼーションの中で、マイカーは販売広告から日常へと広がりました。トヨタの75年史によれば、自家用乗用車の需要は1965年の59万台から1970年の237万台へ伸び、国内自動車保有台数は1967年に1000万台を超えました。
ホンダの社史は1967年の N360 を自家用車ブームと結びつけます。マイカー族、マイカー通勤、自家用車、モータリゼーションといった近接語と並びます。 現代日本語のマイカーは、文中の「私の車」ではなく「個人所有の自家用車」を意味します。
英語の my car は話者によって所有者が変わりますが、日本語のマイカーは標識、調査、保険、通勤規則のような誰の車でもよい場面でも使えます。「マイカーで来店できます」と書かれていたら、それは誰の車でもいいから自家用車で来てよい、という案内です。
参考文献
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